重症児・者福祉医療施設 鈴が峰でアダプテッド・スポーツ体験会

31()8()に、社会福祉法人 三篠会 重症児・者福祉医療施設 鈴が峰でアダプテッド・スポーツ体験会を行いました。幅広い年齢層の利用者の方と私たちが日ごろから支援しているアダプテッド・スポーツを通じて交流することができて、とても良い経験になりました。また、今回広島文化学園大学にて、新しいマットローラーを作成しました。参加した生徒のコメントを紹介します。

(アダプテッド・スポーツボランティアサークルはなまるキッズ副部長 武田文華)

 

 

本日は、午前中に広島文化学園大・坂キャンパスで、加地先生から病棟におけるアダプテッド・スポーツ支援の意義や具体的な指導について教わった後、アダプテッド・スポーツ用具「マットローラー」を作製し、その後、鈴が峰へ向かいました。自分の手で用具を作る達成感と、その用具で楽しんでくれる障害児者の姿を見ることで、大きなやりがいを感じました。先週の31日に続き、今回で2回目の参加となりましたが、前回とは担当場所が異なり、病棟内の空きベッド上で、初めてマットローラーを行いました。普段、マットローラー運動は床で行うため、前後に動かす可動域が大幅に制限され、最初は苦戦しましたが、怪我のないよう細心の注意を払いながら取り組むことができました。また、本日は、加地先生から教わった内容のうち、特にマットローラー運動を行う際の声かけを意識しました。相手の目線に合わせ、擬音を使ったり、相手の感情を予測して「楽しいね」「びっくりしたね」など、さまざまな声かけを心がけました。その結果、真剣な表情や笑顔などの変化を感じ取ることができ、多くの学びを得ることができました。
●スポーツ健康福祉学科3年 武田文華(出身校:広島県立加計高等学校芸北分校)


 今回初めて鈴が峰に行き、呼吸器をつけている障害児者の方に対して直接運動支援を行いました。初めての支援で何をしたらいいのか、どのように声をかけたらいいのか、どのくらいまで動かしていいのかなど不安や緊張でいっぱいでした。事前に加地先生から病棟におけるアダプテッド・スポーツ支援について教えていただき、利用者さんが笑ってくれたり、「楽しい」や「嬉しい」が顔や表情に現れることだけが快の状態ではなく、人間は不快な時は泣いたりすることがあるからそのような行動がないことが良いと評価することもできる知ることができました。今回はそれを意識しながら行い、表情が変わった時は楽しんでもらえてよかったと思いましたが、表情ひとつ変わらない方々でも嫌がる様子はなかったので、今回体験してもらった皆さんは快の状態で活動に参加していただけたのではないかと思い、嬉しく思いました。今回の経験を活かして、今後の生活に役立出ていきたいと思いました。

●スポーツ健康福祉学科2年 小倉きらり(出身校:島根県立隠岐高等学校)


 普段は施設内で車椅子生活をされている重度障害児者の方々に初めて支援しました。普段は自分ではなかなか身体を動かせない方々に対し、ハンモックやスクターボードなどのアダプテッド・スポーツを通じて、日常では味わうことができない揺れや振動などを感じることで、とても楽しそう表情をされている様子を見ることができました。特にハンモックでは、左右に揺れることが好きな様子が多くの方に見られ、激しく揺らした方が喜んでもらえたように思いました。施設で暮らす障害児者の方が、普段動かさない部位を動かせたり、揺れなど感じたりすることができ、誰でも楽しめるアダプテット・スポーツは素晴らしいなと再認識しました。

●スポーツ健康福祉学科3年 川尻華助(出身校:広島県立広島商業高等学校)


 今回初めて鈴が峰に行き、アダプテッド・スポーツ支援を行ってきました。ほとんどの方々が呼吸器をつけている障害児者の方、特に成人の方が対象だったので、失礼のないように丁寧に敬語を使ったり、名前に「さん」をつけて呼ぶようにする等、失礼の無いよう、実際の年齢を意識した対応に心がけました。活動中に保護者の方が自分のお子さんをハンモックでご本人が楽しめる様子を確認しながら楽しそうに揺らされている場面を見て愛情の深さを感じました。保護者の方の支援の仕方、言葉かけ、関わり方等、大変勉強になりました。
●スポーツ健康福祉学科4年 沖野一平(出身校:広島県立安西高等学校)

 

日頃、子ども療育園や特別支援学校等に通う障害児者の方々を中心に、アダプテッド・スポーツ支援をしていますが、今回の重症児者施設を訪問しての支援では、はなまるキッズでは関わることがあまりない年齢層の方達との交流ができてとても楽しかったです。そして少し障がいが重いこともあり、自分達学生ではサポートできない難しい面も多くあり、勉強不足を実感しました。これからもっと勉強して頑張りたいと思えるような交流をさせてもらいました。ありがとうございました。
●スポーツ健康福祉学科 4年 澤田瑛二(出身校:広島県立尾道商業高等学校)